樹木葬を提供している大和町の寺院

1265年に開創された清浄山禅興寺は、宮城県黒川郡大和町にあります。

場所は七ツ森湖の近くで、東北自動車道大和のインターチェンジと仙台北部道路富谷インターチェンジから車で15分のところにあります。

開創したのは松島円福寺一世法心性西禅師で、開創当時は名前を長福寺としていました。

火災などにより寺が荒れている時代もありましたが、17世紀に再興されました。

この寺院の周囲には自然が多く、境内にも多くの植樹がされています。

日本庭園には松や楓がありますし、歴史を感じさせる杉の大木もそそり立ちます。

特に美しいのは春の桜で、訪れる人の目を楽しませています。

また野草の一種であるフキノトウも春には姿を現します。

禅興寺は近年、注目されている樹木葬を行っています。

これ樹木を墓石の代わりに用いるもので、自然葬のカテゴリーに入ります。

樹木が生えているところに遺骨を埋葬することも可能ですし、遺骨を埋葬したあとに樹木を植えることもできます。

樹木はお墓のシンボルとなるもので、眠る人が好きな樹木を選ぶのもいいでしょう。

樹木葬は宗教と宗派に関係なく希望することが可能です。

近年、墓地の継承が社会問題化していますが、子や孫に迷惑をかけたくないから形のある墓地は残したくないという人には有効な選択肢と言えます。

この方法を選ぶ他の理由としては、自然の中で眠ることができることです。

シンボルとなる木には鳥などの動物が訪れますし、周囲には野草の花が咲きます。

そのような環境で眠りたい人には魅力的に映るでしょう。

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